私は18歳で大学進学のために東京に出てくるまで、山口県の瀬戸内に浮かぶ島で生まれ育ちました。
たぶん、田舎の時間の流れがしっかり染み込んでいることもあって、おっとりしてるところがあるんだと思います。
ここ数年、気になっていた
アイランダー2011という、全国の島々が集まるイベントに今年ようやく行って来ました。色々な島の人たちがブースを設け、特産品の販売をしたり、伝統工芸の体験をできるようにしていたり、島の観光案内やイベントの案内をしているものです。
私が生まれ育った島もアイランダーに出ていることを、twitterでフォローしている大野圭司さんという方がつぶやかれていて、ずっと行ってみたいと思っていました。
(地元の地域活性化に取り組まれている大野さんに会ってみたいというのも理由の一つでした。)
私のいた島のブースでは、はちみつの販売をしていました。
私自身、はちみつと聞いてピンとこなかったのですが、これから名産品として育てていくようです。
味見をしましたが、みかんが有名な島で、みかんの花の咲く季節に採れたはちみつはみかんのいい香りがしてました。
試食を勧めてくれた方に「実はここの出身なんです。」という話をしたら、すごく親しみを持ってくださって、「来年は手伝いにいらっしゃい。こっち(ブースの中)のほうがきっと楽しいわよ」と言ってくださいました。
その方自身は、私の島に住んでいたことはないそうで、お父様がそこの出身であること、そしてその方がフラをやられていて、私の島は昔たくさんハワイに移民した人がいて、その関係もあってハワイと姉妹都市なのでフラがそこそこ盛んで、そのつながりで今、島とつながっているそうです。
その人が、別のフロアで
ニッポン全国物産展をやっていて、そこにも商品を出していることを教えてくださったので、そっちにも足を運びました。
そこで念願の大野さんにもお会いできました。
島スタイルというサイトを運営されて、全国に発信しながら色々なことに地元で取り組んでいらっしゃる方です。
若者は出ていって高齢者が相対的に増えていく状態のいわゆる過疎化が進んでいるはずなのに、最近結構あの島ががんばっている様子が東京のほうにも伝わっています。
地元の人たちからも色々様子が変わっている話を聞いたりしても、ちょっとずつ魅力的なところになっているような雰囲気が伝わってきます。
過疎化という言葉を目の当たりにして育った私にとって、地域活性化というのも私のライフワークに関わるキーワードの一つです。
それだけにすごく興味があって、お話は少ししかできなかったのですが、来年関わりたいって話をしたら喜んでくださって、名刺交換もしてきました。
たぶん、来年は私の島に関わるどこかのブースにいる予定です。
こういう形で、自分の故郷に関われるとは思ってなかったので、うれしいなと思いました。
余談ですが、物産展には岩手も出展していたので行ってきました。
そうしたら、また来ていたところが遠野で、「被災地ボランティアで遠野まごころねっとにお世話になったんです」という話をしたら、そこの手伝いをしてた方もどうやらボランティアで遠野に行ってその縁で手伝っているとのことでした。
そして、
遠野ふるさと村という里山体験の施設の村長の鈴木さんという女性を紹介してもらいました。
そこは目的としては里山の暮らしを体験する施設らしいのですが、ボランティアが多い時期泊る場所がない団体のために、ここにある施設を宿泊施設として貸し出していたそうです。
その方に「本当にありがとう」と言われ、遠野の人たちの温かい優しさを思い出しました。
人っていいなと思えた一日でした。
またこの縁を大切に、何かにつなげられたらいいなと思いました。