長い学生生活を終え、IT企業でSEをしてます。

業務以外の部分での会社での活動や社外でやっている活動、セミナー等に参加しての感想やレポート、思ったことや関心のあることを中心に綴っています。

色々な人に会っての気づき、感銘を受けた本、美術展や映画の感想等も不定期的に更新していく予定です。

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2012.08.13.Mon スポンサーサイト

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2009.11.17.Tue 『アリ地獄のような街』を見てきました。

 今、バングラデシュに関わるプロジェクトに参加しているので、この映画はどうしても見たくて、ちょうど広尾のJICAで上映会が行われるということで、見てきました。

映画『アリ地獄のような街』

ちょうどこの制作を行ったNGOエクマットラの渡辺さんの話も聞けるいい機会でした。

アジアの最貧国といわれるバングラデシュのストリートチルドレンを取り巻くバングラデシュの闇がこの映画には描かれていました。
日本だったらランドセルを背負っているような世代の子供たちが、仕事を求めて、都会に憧れを抱いて、虐待を受けて逃げるようになど様々な理由で都市へやって来ます。
けれど、そんな小さい子たちがまともに仕事を探せて暮らせるわけではなく、そこにドラッグの密売人や売春を行う大人たちが忍び寄って来ます。
お小遣い稼ぎのように始めたドラッグに自分たちが染まっていったり、闇の世界に巻き込まれて命を落としたり、そんな現実がこの映画の中にあります。

映画予告編はこちら
↓↓↓


映画特別編
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エクマットラはそんな子供たちをひとりでも救おうと、子供たちを寺子屋みたいなところに集めて、歌を教えたり、詩を朗読させたりする活動や麻薬密売人の子供などをそういう場所から解放するシェルターを作ってみたり、これからは子供たちが教育を受けられる学校を作っていく予定だそうです。

現地で、子供たちと接してる渡辺大樹の話はすごく良かったです。現場で生きてる人にしか伝えられない言葉がありました。

一番感動したエピソード。
日頃、寺子屋のようなところで子供たちに歌を教えたり、ゲームしたり、詩の朗読をさせたりするらしいのですが、始めた頃に比べ徐々に子供たちが生き生きとしてくる実感があるそうです。
そんなある日、その子たちの発表の場を作ってあげたいと、現地の日本大使館の主催するベンガル語のスピーチ大会に時間をもらって、そこで子供たちの発表する場を与えてくれないか掛け合ったそうです。
すると、快く承諾をもらえたとのことで、子供たちに今度発表する場を用意したことを告げ、歌や劇の練習を子供たちと一生懸命にやったそうです。
本番の日、すごくたくさんの人が会場にいて、意気揚々と入ってきた子たちでしたが、その数にびっくりして怖じ気づき「無理!」とか「また今度にしようよ」とか言い出す子まで出てきたのですが、渡辺さんたちが「来てる人達は誰もみんなをいじめようとしてるわけではないんだよ。失敗したっていいんだ」と説得し、結局大人たちの前でその子たちは発表をしたそうです。
大人たちは、その発表し、スタンディングオーベーションになったそうです。バングラデシュでは、有名なアーティストのライブのようなものでもスタンディングオーベーションってなかなかないらしいです。
その翌日の子供たちの変化がすごくって、もう目の輝きとか自信が全然違うんだそうです。
この1日の変化はそれまでとガラっと違っていて、渡辺さん自身すごく驚いたみたいです。

バングラデシュの闇の部分を映画として見て、そんな現実と隣り合わせな場所にいながら、こうやって子供らしく生きていることに感動しました。


私たちにできることなんてちっぽけなことかもしれません。
そして、これを見ている間にもどんどんとこの闇の世界に足を踏み入れてしまう子供がいて、命を落とす子供がいるのかもしれません。
でも、そういう現実が世界では起こっているということを知るだけでも意味があるのではないかと思います。

私自身はこれからマイクロファイナンスの勉強をして、マイクロファイナンスの可能性について考えたり、その分野からの支援などについて考えていきたいと思っています。

この映画は全国各地で上映会を行っているようです。
機会があればぜひご覧いただきたいです。ちなみに、鑑賞の際に支払った金額の半分はエクマットラの活動に利用されるみたいです。

各地での主催者も募集しているみたいですし、上映会情報が随時アップされてるみたいなので、ぜひHPをご覧ください。「アリ地獄のような街」

ツイッターのアカウントもあるので、ツイッターユーザーはフォローしてみてはいかが。

あとはmixiコミュ「アリ地獄のような街」


帰りに、ストリートチルドレン支援センターの子供たちの作ったミサンガを購入しました。
作った子供の名前と年齢が入っていました。
これを作った子の幸せを願いつつ、右腕に結びつけました。


| 15:23 | comments(0) | Film |


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