長い学生生活を終え、IT企業でSEをしてます。

業務以外の部分での会社での活動や社外でやっている活動、セミナー等に参加しての感想やレポート、思ったことや関心のあることを中心に綴っています。

色々な人に会っての気づき、感銘を受けた本、美術展や映画の感想等も不定期的に更新していく予定です。

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ただし、承認制にしていますので、掲載まで時間がかかる場合もあります。悪しからず。
2012.08.13.Mon スポンサーサイト

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2012.01.10.Tue メタボリズムの未来都市展

 森美術館で現在やっている「メタボリズムの未来都市展」を見てきました。

ちょっと建築家って楽しそうな仕事だなと思ってた時期があったり、一番最初にいた大学で都市計画や材料工法のような建築系の授業を取っていたこともあって、建築関連の展示を見に行くのは結構好きだったりします。

今回の企画展は、特に黒川紀章さんや丹下健三さんといった建築の一時代を築いた方々の作品ということでかなり楽しみにしていきました。

展示は第二次世界大戦の頃から始まり、彼らがメタボリズムの活動を一つの建築として、また都市計画として見せているものでした。

丹下健三さんが戦中から活躍していたのも驚きでしたし、何度も行ったことのある広島の平和記念資料館をつくったのも彼だったということは今回初めて知りました。

建物一つ一つが個性に溢れていますが、特に惹かれたのは都市のデザインでした。
今でもSFの世界のように感じるものを何十年前に彼らは考えていて、実際にコンペに出していたり、一部は実現しているらしいのです。
そこでデザインされる街や建物は、ヒントも色々なところにあって、それが行動の導線であったり、生物学に出てくるゴルジ体だったりして、着眼点が興味深いのです。

戦争によって全てを失った日本を、彼らの思想に基づいた都市として作りあげたら、今頃どういう暮らしだったのだろうと思いながら見るとなお楽しいです。
幸いにも模型だけでなく、映像も駆使してその世界観を表現しているのでそお様子が伝わってきます。
私の祖父は建築家ではなかったのですが、戦後の日本復興に際し、今が都市をデザインする格好のチャンスととらえ、非常に関心を持っていたようで、そんな祖父も同じような時代にどんなことを考えていたのだろうかと展示を見ながら考えていました。

今回思ったのは、建築家ってある種、法律や物理学などの決められた枠の中にありつつも、すごく斬新で、色々な学問と絡みあっている面白い仕事だなと思いました。
あと、後世に残るものを作れるというのは、昔から思っていますが、すごく羨ましいです。

建築の思想とかは正直、ここまでほとんど学んでこなかったのですが、今回のような思想の強い建築を見るとやっぱりそのあたりを勉強したくなりますね。

展示は1月15日まで。ご興味のある方はお早めに。


| 23:44 | comments(0) | Museum |

2010.11.17.Wed ちひろ美術館・東京

 数日前にちひろ美術館・東京に行ってきました。

家に絵本があって、私は小さい頃からいわさちひろさんの絵が好きだったのですが、小さい子って苦手な子も多いのかもしれません。一緒に行った友達は、小さい頃は好きな絵じゃなかったみたいです。

出版記念展 ちひろ・秋のいろどり」と「2000年代の日本の絵本展」をやっていました。

いわさきちひろさんの秋の絵はあまり見たことがなかったのですが、子どもたちが自然の中で生きてる姿や、いわさきさんならではの秋の風景がとても新鮮でした。
描かれている子どもたちは、とても愛らしくて、純粋無垢で、少し忘れてしまったような何かがそこにはある気がしました。
葉っぱの上に乗った子どもなど、いわさきさんらしいメルヘンな絵もありました。

2000年代の日本の絵本展も面白かったです。
私が小さい頃読んだことのある絵本作家の作品もありましたが、私の知らない絵本作家もたくさんいました。長新太さんとか、瀬川康夫さんの絵本で育ったのですが、彼らももうこの世にはいないんだなと改めて思いました。でも、亡くなっても絵本はきっと今の子どもに、これからの子どもに読み継がれていくんだと思います。自分の死後にも生きた証を残せる仕事ができるっていいなと思いました。
新しい作家さんたちの作風は、やっぱり現代的なものが多かったです。「子どものための」っていうのを超えて、大人が好むんじゃないかなと思うような落ち着いたトーンのものや絵のタッチが細かいものなど、大人との境界線があいまいになってるのかもしれません。私自身、今むしろ葉祥明さんの絵本を買い集めているのですが、そういう傾向は私だけじゃないかもしれないです。

いわさきちひろさんが愛用してたソファー、いわさきちひろさんの仕事場の再現、そしていわさきちひろさんの写真と彼女が遺した言葉たち、彼女の絵の柔らかさは人生からにじみ出たもののような気がしました。

実は、行き先を教えられなくて友達に連れてってもらったので、帰ってからサイトをみたのですが、理事長が山田洋次さんで、館長が黒柳徹子さん。規模は小さいものの、企画展も充実しているなとは思っていましたが、すごくメッセージ性を持った館なんだなと再認識しました。

床や柱が木で出来ていて、ぬくもりを感じられる雰囲気の室内でしたが、ヒール(そんなに高いものじゃなかったのですが)だと結構音がなってしまうので、もう少し防音できる床だといいなと思いました。半分は自分が悪いのですが(笑)

今度は安曇野のいわさきちひろ美術館に行きたいねと話して別れたので、来年は同じメンバーで安曇野かな。


| 08:23 | comments(0) | Museum |

2009.12.27.Sun ’おいしく、食べる’の科学展

大学の学部時代のゼミ友達に誘われ、日本科学未来館の’おいしく、食べる’の科学展に行ってきました。

世界の食卓の様子から始まる展示は、各国の食卓の風景を映していました。使うスパイスも違えば食卓の風景も違います。でも、みんなでシェアして食べる時の幸せな表情は万国共通なんですね。

科学的な展示としては、着色料の話、味覚の判断できる時期の違い(赤ちゃんの発達時期で分かるものと分からないものがあるらしいです)、カカオの話(チョコレートとココアの関係。ココアを飲みやすくするために、カカオバターを取り除くんですが、このカカオバターを使うのがチョコレート。カカオバターを取り除いたものがココアなんだそうです。)、急速冷凍技術(マグロ漁船とかに使っているもの)、ミドリムシ(新たな食材の候補)なんかがありました。

マクドナルドの衛生管理や品質管理の秘密(そういうツールを利用しているか)、食品工場のロボットの映像なんかもなかなか面白かったです。

体験できるものとしては、置いてある料理(フェルト製で、ラーメンとか味噌汁とか、ケーキとか様々な料理があります)を並べて1日の食事を並べて年齢と性別を入れると、カロリーや食事のバランス、塩分量などが摂取すべき量に対してどうかを判断してくれるのがあり、子供たちに人気でした。
私も実際にやってみたのですが、カロリー以外は全然だめでした。食生活の改善もしなきゃなあとは思っています。

社会的な問題としての展示は、食事の廃棄率、日本の自給率がありました。

たまたま展示を見始めた時に、ミドリムシが今後の食糧危機を救う食材として期待されていて、研究されている話を聞きました。今関わっている財団のスピルリナと似たようなことを考えている人がいるんだなと思いました。
せっかく、そんな説明を聞いたからには食べてみないとということで、5Fのカフェで販売されているミドリムシ入りのベーグルを食べました。特に、匂いや味があるわけでもないので、たぶん色々なモノに入れて使えるのではないかなと思います。

食べ物への興味がますます深まったと同時に、食べ物への感謝とか今抱えている問題、そして未来の食生活まで色々なことが楽しく学べる展示でした。

ミドリムシ入りクッキーだけ買えなかったのが残念なので、チャンスがあればもう1回行こうかなと思っています。


| 22:44 | comments(0) | Museum |


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