長い学生生活を終え、IT企業でSEをしてます。

業務以外の部分での会社での活動や社外でやっている活動、セミナー等に参加しての感想やレポート、思ったことや関心のあることを中心に綴っています。

色々な人に会っての気づき、感銘を受けた本、美術展や映画の感想等も不定期的に更新していく予定です。

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2010.09.02.Thu KING2010を終えて

学生のためのビジネスコンテストKING2010に参加して来ました。

今年は、KING15周年ということもあって、ケース課題が壮大でした。

「20年後の社会の変化の流れを予測し、その上で描いたビジョンを達成できるような20年間のビジネスプランを提示すること」

それだけ。


もっとも、そこまでの文脈を少し詳しく説明すると、
「KING社は15年間、『人々の生活をより豊かに』をミッションとして突き進んできたが、近年の成長の裏には行きすぎた利益志向・安定志向の風潮が渦巻いていた。
これに危機感を持ったKING社のイノベーション~(略)部長と同センター長が、新入社員120名(=KING参加者)を集め、20チームに分かれてビジネスプラン(=ケース課題)に取り組み、それを1週間後取締役員の前でプレゼンテーションする。」という流れです。

必要なのは、
・ビジョンとビジネスモデルの提示
・最初の5年間の具体的施策と収支予測の提示
・その後15年間のシナリオの提示
・5年間で単年黒字化、かつその後収益性が見込めるようなビジネスプランの提示

KING社は、旅行サービス/教育サービス/人材派遣/出版事業を扱っていて、それぞれが業界トップということから、それぞれに魅力的なリソースを持っています。それを利用することも可能なのです。


ビジネスコンテストで、20年後を見据えてなんて今まで考えたことがなかったので、本当に最初はお先真っ暗な状態でした。ビジコンというか、政策立案コンテストに近いんじゃないかと思ったくらいでした。

しかもケースブックにあるプラン選定までのプロセスの一番最初にあるのが、何をやりたいのかということから、分野をある程度絞って社会分析をするということでした。

でも、私のチームは独自の手順で進めていました。しかも、コンサルタイムを意識してペースを上げて、ビジョンは後付けの形で、とにかくプランを、そしてプラン自体もリスク回避の観点から2つ以上作ろうという形で進めていました。

結局、どっちのプランも整合性が保てず、コンサルに一蹴されてしまいました。

そこから、リセットして、時間がかかってもケースブックの手順に沿って検討し直そうということになりました。そこで合意が取れたものの、みんなの焦りで、そこで決めたことがうやむやになり、右往左往が何回かありました。

時間的には効率よく進んでいたかもしれないけれど、全体のモチベーションが下がってる状態に陥って、またみんなで今後の進め方について検討しました。
そして出た結論は、「どんなに時間がかかっても”ミッション→ビジョン→ビジネスモデル”の流れを意識して、上から筋が通るようにやる」ということでした。

それからは、例えばビジョンの文言を決めるのにも時間を割きましたし、ミッション→ビジョン→ビジネスモデルの間をつなぐものも具体化して共有しました。
確かに時間がかかる作業でしたが、みんなが納得感をもって作業を進められたと思います。

ビジネスモデルに落とし込んだのは、企画書提出して、その後プレゼン資料を提出する3時間くらい前でした。そのため、プランの戦略は全然立っていない状態だし、ターゲットなどを絞り込んだ根拠も詰められてない状態で資料作成をフィックスしてしまったというのが本音です。


決勝プレゼンテーション後の金田さんの講評で「KINGは”ビジネスプランコンテスト”ではなく、”ビジネスコンテスト”である。アイデアは60点でも、それをいかに詰めて70点、80点としていくか。その執念の強さが勝敗を分けた。」という言葉からすれば、私のチームは確実に負けだったと思います。

ただ、自分たちのアイデアが他のチームに劣ってる気はしなかったし、もし時間がもう少しあれば勝てたかもしれないとも思ってます。その点は、愚直に進めてきたことを悔いてはいません。

それでも、これはコンテスト。いわば勝敗がかかったものだったから、結局チームの進行をはじめ、あらゆる問題が自分たちの反省として残ってるのも事実です。プランの作成云々も勝敗を分けたものと思いますが、一番大きかったのはチームビルディングかなと思っています。

そこでは、過去参加者として力を発揮できたはずの自分がいて、そこが歯がゆい思いがあります。
もう、KINGに出ることはないと思いますが、この歯がゆさ、悔しさは忘れずにいけたらなと思います。


本当にエグいと思うケース課題でしたが、みんなの価値観をぶつけて、また人に自分の価値観をぶつける中で自分の気持ちがさらにブラッシュアップされていって、ビジネスという側面以外でも多くの発見ができ、面白かったです。

KING2010のスタッフ、参加者、そしてチームHeronのみんなに本当に感謝してます。
7泊8日という濃い1週間を共有できて、本当に良かったです。本当にありがとうございました。
KINGという重圧が取り去られた今、フラットな立場で、また色々話す機会ができてたら素敵だなと思います。


| 00:50 | comments(2) | Event |

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Comment











KINGお疲れさまでした。
今年はケースの生成過程を見る機会に恵まれていたのですが
彼らが期待していたような素敵な体験になったようで
ブログを読んでいて、自分までわくわくしてしまいました。

機会があったら、ぜひ詳しい話を聞かせてください。最近ご無沙汰してますし。
From. tamuken 2010/09/02 12:03

>tamuken
コメントありがとうございます。ご無沙汰しています。

ここまでの積み重ねがあって、今年のKINGあったと思っていますが、けれど本当に意図を理解しやすくて、これからの潮流に乗っていて、すごく気持ちを乗せる作りこみが細部まであって、最も感動したKINGでした。

また近いうちにお会いできるといいですね。今年のKINGについて話したいことたくさんあります。
From. Yayoi Honda 2010/09/03 07:25

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