長い学生生活を終え、IT企業でSEをしてます。

業務以外の部分での会社での活動や社外でやっている活動、セミナー等に参加しての感想やレポート、思ったことや関心のあることを中心に綴っています。

色々な人に会っての気づき、感銘を受けた本、美術展や映画の感想等も不定期的に更新していく予定です。

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2012.08.13.Mon スポンサーサイト

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2011.10.31.Mon 岩手にボランティアに行って出会った素敵な方々について

 被災地復興支援ボランティアに行って、もちろんたくさんの瓦礫の山や基礎しかない家の跡のような悲惨な状況を目の当たりにしたのも事実ですが、一方で被災地復興のためにがんばる人や被災した地域の人が復興に向けてがんばっている姿などを見ることができて、もっと何かできたらいいなとか、私自身も色々なことに真摯に向き合ってがんばらないとという想いに駆られました。
このボランティアで出会った素敵な方々について少しだけ紹介したと思います。

まず、一番に紹介したいのは、私たちが泊った遠野市にある自治会の施設でお世話をしてくださった遠野の菊池さん。

渋滞で、到着が20時くらいになったのですが、宿泊施設を温めて、漬物を用意して私たちのことを待ってくださいました。

私たちは、活動の日は朝6:50に宿泊施設を出るのですが、菊池さんは毎日私たちのために朝5:30には宿泊施設に来て、全員分のお味噌汁を作ってくださいました。

そして、お酒が大好きなようで、毎日夜には菊池さんがお酒を用意して、豪華なおつまみも作ってくださって、色々なお話をしてくださいました。

想像していたよりは寒くはなかったと私自身は思いましたが、それでも関東に住む人間にとってはこの時期にこの寒さはやはりつらいもの。

菊池さんのお話によると、人が済んでいる地域で本州で一番寒いのが遠野だそうです。
寒い朝に、体に染みいるような温かいお味噌汁、しかも裏の畑で野菜を摘んで来て、新鮮な野菜がたっぷり入ったお味噌汁で、みんな朝が楽しみだったようです。もちろん私もですが。

ボランティアの際、現地での作業には危険が伴うこともありますし、もしかしたらまた地震が起きて津波が来るかもしれないようなところで作業をするので、私たちみたいにたった数日行くだけの人間だけでやるのは危ないことです。

そこで、ボランティアの派遣をとりまとめる事務局のような組織があって、私たちが参加したところは、遠野まごころネットという団体だったのですが、初期のほうから継続的に関わってきた人たちがボランティア作業を行う場所の現場統括リーダーとして、現場での作業の説明や注意、また非常時の指示を出したりを行い、私たちは彼らに従って作業を進めるということを朝礼でしっかり叩きこまれます。

その人たちが、全国各地から熱い思いを持ってそこにいるわけなんですが、長く遠野にいるのだろうと思うのですが、皆来たところの方言でしゃべっているんです。
きっと、本当に自分の土地に愛着を持って、その土地の言葉を誇りに思って生きているんだろうなと思いました。

そんな人たちだからこそ、住んでいた土地がある日様変わりしてしまう状況、そして親しい近所の人達を失うということに対して、人一倍被災者の気持ちに立てて、そして何かしたいという想いが強いのではないかなと思いました。
うまい言い回しより人を動かす力を持っている熱っぽい人が多くて、なんだかいいなと思いました。

そんな人たちが遠野から被災地各地へ行く私たちのようなボランティアを支えてくださっています。
正直、遠野と聞くと遠野物語の河童しか思い浮かばないような私でしたが、人が温かくて、この町が好きになりました。

そして、陸前高田市の気仙町上長部で作業する際、そこの地区長さんが始まる前に「よろしくお願いします。」、そして作業を終えて帰る際に「ありがとうございました。」と頭を下げておっしゃっていた姿を見て、私たちボランティアを快く受け入れてくださってることがうれしいと感じました。

それと、私たちが作業していた横で、住民の方々数人が木を加工されていました。
木皮ではない状態ですが、木の表面を削って加工されていたので、もしかすると震災で壊れた建物などの木材の再利用なのかもしれませんが、それで何かを作られているようで、現地の方々も前を向いて復興に向けてがんばられているんだなと思うとすごく救われた気持ちになりました。

私が岩手で見てきたものとして伝えたかったのは、まだまだ復興のために人手が必要であるということと、被災した方々もがんばっていらっしゃるんだということ、そして被災地を支えている人達の存在です。

もし、これから東北に被災地復興支援のボランティアに行かれる方がいたら、そういうところにも目を向けてもらえたらと思います。



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